■ ジンベ DJIMBE
アブドゥライ・ジャハテ Abdoulaye Diakite
1950年、セネガルのタンバクンダに生まれる。ジンベを生みだしたバマナ(バンバラ)族の出身。
7歳の時からジンベを学び、スンガロ・ジャロ、ドゥグファナ・トラワレ、コミ・サンカレら伝説のマスタードラマーから指導を受ける。15歳にしてマスタードラマー(名人)となる。
1968年にセネガル国立舞踊団に参加し、以後18年間の首席ドラマーとして世界中で公演する。
1986年に国立舞踊団を退団。活動の拠点をアメリカ合衆国のオークランド市に移し、マスターダンサーのアラサン・カン氏とともに「チェド・セネガリーズ・ダンスカンパニー」を主宰する。
現在は故郷のタンバクンダの文化の復興のため、アメリカや日本からの生徒たちを集め現地でジンベを指導するかたわら、アメリカ合衆国を中心に公演やワークショップに精力的に活動している。
ジャハテ氏は、マスタードラマーとしてのジンベの演奏技術もさることながら、ジンベのリズムとその歴史だけでなく、広く西アフリカの歴史にも深い知識を持ち、世界中のジンベのマスタードラマーからも、まさに「ジンベの生き字引」
として尊敬されている。
2001年、CD「Jebebara」をマスタードラマーのママドゥ・シディベ氏と共にリリース。
|